セレッソ大阪-大分オリニータなどJチーム経て韓国に戻ったキム・ボギョン 「全北のリーグ制覇、当然の目標」
セレッソ大阪-大分オリニータなどJチーム経て韓国に戻ったキム・ボギョン 「全北のリーグ制覇、当然の目標」
セレッソ大阪-大分トリニータ-松本山雅FCなどJリーグチームとカーディフ・シティ、カーディフ・シティなど海外クラブチームを経て母国=韓国の全北現代と契約を交わしたキム・ボギョン(27)が23日、ソウル市内でおこなわれたKリーグクラシックメディアデーに出席。2017シーズンの覚悟を明かした。

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 全北現代は今シーズン、ACL出場権が剥奪された。2013年に起きた審判買収事件によるものだ。全北は国際スポーツ裁判所(CAS)に提訴したが、結局、ACL出場権を取り戻すことはできなかった。全北の選手、コーチングスタッフにとっては残念な結果となったが、ことしはKリーグに集中する覚悟だ。

 チームを代表してメディアデーに出席したキム・ボギョンは「ACL出場権剥奪の知らせを聞いたとき、心配ごとが増えた。選手の雰囲気も良くなかったから…」と当時の心境を明かした。

 しかし、いつまでも落胆し続けるわけにはいかない。チェ・ガンヒ監督は「我々は、沈んでいるからと言って出場権が戻ってくることもない。チームを再整備することに重点を置きたい」と話し、この言葉に選手たちは前を向いたという。

 キム・ボギョンも同じだ。彼は「ことしは、全北が今後歩む道を見せるシーズンになるだろう」と話し、強い覚悟で前を見据えている。

 ACL出場が叶わないことで、逆に良い点もある。リーグとFAカップにだけ集中できるのだ。全北は2009年から8年連続でACLに出場してきたが、リーグとFAカップまで並行せざるを得ない現状に、厳しさを吐露していた。ことしは集中してシーズンにまい進できる。全北の目標は、リーグとFAカップの”ダブル優勝”だ。

 キム・ボギョンは「今シーズン、試合運営に大きな困難はないだろう。当然、リーグ内で独走しなければならない。ACLに出場しない全北が、どれだけ強いチームなのかを証明する」と力強く語った。

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