金正男殺害の北容疑者4人、中国の監視逃れるため”迂回ルート”選択か

北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男（キム・ジョンナム）氏殺害事件で、容疑者と推定される北朝鮮国籍の男4人が中国当局の監視から逃れるため、複雑な迂回ルートを経て平壌（ピョンヤン）に帰国したとみられる。

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　海外メディアは24日、同事件を捜査中のマレーシア警察関係者の言葉を引用し、「容疑者らが万が一、中国空港で当局に拘束される事態が発生すると、北朝鮮にも深刻な問題が発生するため、これを避ける意図があったようだ」とし、このように伝えた。

　一方、マレーシア警察は事件発生後、マレーシアを出国したリ・ジヒョン、ホン・ソンハク、オ・ジョンギル、リ・ジェナムら北朝鮮国籍の30～50代の男4人を事件の主犯格とみて、インターポール（ICPO/国際刑事警察機構）に国際手配を要請した。