許昌秀氏(資料写真)=(聯合ニュース)
許昌秀氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国GSグループの許昌秀(ホ・チャンス)会長が、瓦解の危機に陥っている韓国最大の経済団体、全国経済人連合会(全経連)の立て直しに向け全経連会長を続投することになった。 全経連は24日、会長団と財界の重鎮らが許氏を次期会長に推薦したと明らかにした。同日開く定期総会で、この案件を承認する。 この6年、3期にわたり全経連会長を務めてきた許氏は今月末に退任する意向を示していたが、全経連の厳しい状況を踏まえて続投を決めたようだ。 さしあたり、全経連の全面刷新に取り組む計画だ。全経連は朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友、崔順実(チェ・スンシル)被告が実質支配した2財団に対する大企業からの多額の寄付集めを主導したことが明らかになり、国内で解体を求める声が出ている。 年会費の8割近くを負担していたLG、サムスン、SK、現代自動車の主要4グループが相次ぎ脱退したことで、既存の組織と事業を維持できない状況となったため、全経連は17日の理事会で今年の事業予算を前年比4割減らすことを決めた。
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