統一部=(聯合ニュース)
統一部=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の当局者は21日の会見で、海外の北朝鮮脱出住民(脱北者)団体が亡命政府樹立を推進したことについて「一部の脱北者の逸脱だ」と強く批判した。 同当局者は「南北統一の主体は大韓民国だと憲法にも規定されている」とした上で「亡命政府でなく大韓民国の枠の中で統一を進めるべきだ」と強調した。 この脱北者団体は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄で13日にマレーシアで殺害された金正男(キム・ジョンナム)氏や故金正日(キム・ジョンイル)総書記の異母弟の金平一(キム・ピョンイル)駐チェコ大使と接触し、亡命政府樹立を進めたとされる。同団体の事務総長は韓国国籍ではないという。 一方、金正男氏が金総書記の死去から3年となる2014年12月に平壌を訪れていたとする報道については「11年に訪朝したと承知している。その後、訪朝したかについては分からない」と述べた。 また、カン・チョル駐マレーシア北朝鮮大使が前日、韓国とマレーシアが金正男氏殺害事件を操作したと主張したことについて「一顧だに値しない。対応の価値もないこじつけだ」と一蹴した。
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