サムスン副会長、2回目の令状審査へ…特検到着も取材陣の質問には”沈黙”

430億ウォン台（約40億円台）の賄賂供与と横領などの容疑で拘束令状が再請求された李在鎔（イ・ジェヨン）サムスン電子副会長が16日に開かれる拘束前被疑者尋問（令状実質審査）のため、特検事務室に到着した。

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　李副会長は特別検事チームより簡単な身元調査を受けた後、捜査官らと共に令状実質審査がおこなわれるソウル中央地裁に移動する。

　この日、李副会長は午前9時26分ごろ、ソウル江南区（カンナムグ）・大峙洞（テチドン）の特検事務室に到着。「最後まで、大統領強要の被害者だと言い切るのか」、「循環出資に関連して請託した事実はなかったのか」、「2度目の拘束令状請求にあたり、心境は？」などの取材陣の質問には一切答えず、足早に事務室へと入った。

　なお、ソウル中央地裁では同日午前10時30分より李副会長を対象とした令状実質審査を進行。以降、ソウル拘置所に移動して自身の拘束有無に関する決定を待つ。