北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長(33)の異母兄の金正男(キム・ジョンナム)氏(45)が、殺害前にもよくマレーシアを訪れていたことが明らかになった。(提供:news1)
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長(33)の異母兄の金正男(キム・ジョンナム)氏(45)が、殺害前にもよくマレーシアを訪れていたことが明らかになった。(提供:news1)
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長(33)の異母兄の金正男(キム・ジョンナム)氏(45)が、殺害前にもよくマレーシアを訪れていたことが明らかになった。

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 マレーシア韓国人会の関係者は15日、「正男氏が2年に1度ほどマレーシアを訪れていたことを知っている」とし、「家がシンガポールにあるので休暇の目的でマレーシアを訪れていたようだ」と述べた。

 ただ今回は正男氏がマレーシアにいたことを知らなかったとし、「正男氏が来たのも知らなかったが、今回の知らせを聞いて現地在住の韓国人は驚いている」と現地の雰囲気を伝えた。

 しかし“ノービザ”など北朝鮮と総体的に近いマレーシアの特性上、今回の事件による大きな動揺はないという。「マレーシアには北朝鮮大使館があるので、日頃も大使館の職員をよく見る」とし、「特に韓国人会がある地域に北朝鮮大使館の人たちが多く住んでいるので、韓国人の子どもと北朝鮮大使の子どもが一緒に学校に通ったりもしている」と説明した。

 また2013年に金正恩委員長の叔父である張成沢(チャン・ソンテク)氏の処刑後、マレーシア大使で張成沢氏の甥のチャン・ヨンチョル氏の家族が北朝鮮に呼ばれて行ったことも、チャン・ヨンチョル氏の子が学校に来なくなって知ったことだと明かした。

 続けて「マレーシア在住の韓国人にとって北朝鮮は日頃からよく接する、思ったより近い対象であるため、今回の殺害事件によって大きな動揺はない」と述べた。

 一時は故金正日(キム・ジョンイル)総書記の後継者とされていた正男氏は、現地時間の13日午前9時頃にマレーシア・クアラルンプール空港で2人の女性に毒殺されたと伝えられた。

 正男氏の遺体は現在、クアラルンプールジェネラル病院に安置されており、解剖が行われているという。

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