安保理の会合(資料写真)=(聯合ニュース)
安保理の会合(資料写真)=(聯合ニュース)
【ニューヨーク聯合ニュース】国連安全保障理事会は13日午後(日本時間14日午前)、緊急会合を開き、北朝鮮の弾道ミサイル発射を非難し、さらなる挑発行為の自制を求める報道声明を全会一致で採択した。 声明には安保理全15カ国が賛同した。北朝鮮の弾道ミサイル発射が安保理決議に対する重大な違反だとして、北朝鮮にさらなる挑発行為の自制や国際義務の順守を求めた。 これまで北朝鮮がミサイルを発射した際に安保理が緊急会合を開いて報道声明を採択する例はあまりないため、安保理が今回のミサイル発射を深刻に受け止めていることがうかがえる。 緊急会合は韓米日が共同で開催を要請した。 北朝鮮は12日午前、新型中距離弾道ミサイル「北極星2型」の発射実験を実施した。朝鮮中央通信など北朝鮮メディアは13日午前、同実験が成功したと発表。金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が「新たな戦略兵器体系が開発されたことで、わが人民軍隊は水中と地上の任意の空間から最も正確、最も迅速に戦略的任務を遂行できるようになった」と述べたと報じた。
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