特別検察官の事務所に出頭する李在鎔氏=13日、ソウル(聯合ニュース)
特別検察官の事務所に出頭する李在鎔氏=13日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国最大の財閥・サムスングループの事実上のトップ、李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長が13日午前、朴槿恵(パク・クネ)大統領が絡む疑惑と親友の崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件を調べている特別検察官の事務所に出頭した。 李氏は先月12日にも同事務所に出頭。特別検察官の捜査チームは李氏の逮捕状を請求したが、裁判所が同19日に棄却したため李氏は拘束されなかった。 今回、捜査チームが贈賄などの容疑者として李氏を再び呼び出したのは、容疑を裏付ける新たな手掛かりと物証を手に入れるためだとみられる。 先月の逮捕状の棄却後、捜査チームは容疑を立証するための裏付け捜査や追加捜査に注力してきた。サムスングループ内のサムスン物産と第一毛織の合併だけでなく、同グループの循環出資に関して青瓦台(大統領府)が便宜を図った疑惑についても調べるようだ。
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