【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領に絡む疑惑などを調べている特別検察官の捜査チームの朴大統領に対する対面聴取を前に、一部メディアが聴取の日程と場所について報じたことを受け、朴大統領の弁護人団は8日、特別検察官側に対し、聴取を延期し日程の調整を続けるとの立場を正式に通知した。 朴大統領側は同日、聯合ニュースの取材に対し、「弁護人団が特別検察官に、聴取を9日に行わず、日程を引き続き調整していくとの立場を伝えた」と明らかにした。 朴大統領側は、一部メディアが前日夜に対面聴取が9日に青瓦台(大統領府)内で行われることになったと報じたことについて、特別検察官側が関連情報を流したとして強く批判した。 弁護人団もこの日、特別検察官に対し、「特別検察官はこれまで被疑事実を漏えいし、さらに捜査記録や証拠をまるごと報道機関に流出させてきた」と強く抗議したという。
Copyright 2017(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0