アパホテル=(聯合ニュース)
アパホテル=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国広報専門家の徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)誠信女子大教授が、旧日本軍慰安婦の強制連行や南京大虐殺を否定する内容の書籍を客室に置いて物議を醸している日本のビジネスホテルチェーン、アパホテルの利用自粛を呼び掛けていることに対し、日本の一部ネットユーザーが反発を見せている。 徐氏のフェイスブック(交流サイト)やツイッター(短文投稿サイト)には7日までに、「日本に来ないでください」「お前たちの国のホテルの掃除でもちゃんとやれ」「お前のようなやつは日本に入れないようにすべき」といった反感をあらわにしたコメントが数多く寄せられた。中にはこうしたコメントと同じような内容の電子メールをやたらと徐氏に送りつける人もいるという。 徐氏は「極右傾向の日本のネットユーザーが私のフェイスブックやツイッターを訪れて冷やかしと脅迫を繰り返し、同じようなメールを送ってくる」としながらも、「コメントには対応せず、あまりにひどければ削除している」と伝えた。歴史歪曲(わいきょく)への抗議を両国国民間の感情争いに変質させ、問題をうやむやにしようとする極右勢力の浅知恵に乗せられるわけにはいかないとの説明だ。 徐氏は、先月下旬に中国でアパホテルの利用を控えるよう求める当局の指針が出され、利用自粛の運動が起きたことを受け、今月2日から韓国でもオンラインで利用自粛を呼び掛けている。
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