ロシアで15年近く逃避生活をしていた脱北者が最近、現地警察に逮捕され追放危機にあることが分かった。
ロシアで15年近く逃避生活をしていた脱北者が最近、現地警察に逮捕され追放危機にあることが分かった。
ロシアで15年近く逃避生活をしていた脱北者が最近、現地警察に逮捕され追放危機にあることが分かった。

 7日、アメリカの声(VOA)放送はロシア現地のメディアを引用し「54歳の北朝鮮人チェ・ミョンボク氏が先月、逮捕された。現地の裁判所は彼を追放する判決を下した」と報道した。

 ロシアの人権団体によるとチェ氏は1999年から2002年まで、ロシアの極東・アムール州ティンダで伐木作業者として働いていた。

 しかし、賃金を受け取れなかったため逃亡し、サンクトペテルブルクで隠れて生活してきた。チェ氏はここで建設に携わりながら過ごし、現地人妻と家庭を築き、5歳と3歳の息子ももうけた。現在、外国人の違法滞留者収容所に滞在中のチェ氏は北朝鮮に残る家族の安否を心配し、韓国行きを拒絶しているという。

 これに先立ち、ロシアと北朝鮮当局は昨年2月、「違法入国者と違法滞留者の受け入れと滞留に関する協定」を締結した。これに関連し裁判所の決定が来る10日に執行予定の中で、人権団体はヨーロッパ人権裁判所(ECHR)にチェ氏の追放を防ぐ保護申請を提出したとVOAは伝えた。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0