閣議で発言する黄教安・大統領権限代行首相=7日、ソウル(聯合ニュース)
閣議で発言する黄教安・大統領権限代行首相=7日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行首相は7日の閣議で、北朝鮮が故金正日(キム・ジョンイル)総書記の生誕75年(2月16日)を機に「戦略的な挑発に乗り出す可能性が高い」と指摘した上で、「外交部や国防部などは韓米指導者間の協議と連携を基に、北に対する揺るぎない韓米連合の監視と備えを維持してほしい」と求めた。 また、マティス米国防長官が初の外遊先として先ごろ韓国を訪問したことについて、「韓米同盟の強固さを示し、北が軽挙妄動できないよう強力な警告メッセージを投げ掛けた」と評価した。 黄氏はあわせて、韓国製造業がグローバル競争力向上に努める必要性を強調したほか、人工知能(AI)やロボット技術などを主軸とする「第4次産業革命」への企業の備えや対応がやや不十分だとも指摘した。
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