会見を行う李報道官(右)=6日、ソウル(聯合ニュース)
会見を行う李報道官(右)=6日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領をめぐる疑惑と親友の崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件を調べている特別検察官の捜査チームの李圭哲(イ・ギュチョル)報道官は6日の会見で、「捜査対象14件の捜査状況が少し不十分な状態と判断される」として、「現段階では捜査期間の延長申請を前向きに検討すべきではないのかと判断している」と述べた。 特別検察官の任命などに関する法律(特検法)によると、昨年12月21日に本格捜査を開始した特別検察官の捜査期間は今月28日までだが、大統領の承認を得て1回に限り30日間の延長が可能だ。朴大統領は職務停止の状態のため、黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行首相の承認が必要となる。延長の申請は25日までにしなければならない。 李報道官の発言は主な事案に関する捜査が不十分のため、捜査期間の延長を求める捜査チームの立場を初めて公式に示したものと受け止められる。 最大野党「共に民主党」は先月、捜査チームの捜査期間を30日間延長する方針を表明していた。
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