ミル財団の実質的な運営者として知られた崔順実(チェ・スンシル)被告(61)が財団関係者にボスと呼ばれていたとことがわかった。(提供:news1)
ミル財団の実質的な運営者として知られた崔順実(チェ・スンシル)被告(61)が財団関係者にボスと呼ばれていたとことがわかった。(提供:news1)
ミル財団の実質的な運営者として知られた崔順実(チェ・スンシル)被告(61)が財団関係者にボスと呼ばれていたとことがわかった。これまで互いに知らないとしていたチェ被告と安鍾範(アン・ジョンボム)前青瓦台(大統領府)政策調整首席(58)が互いを知っていたということも提示された。

 ソウル中央地裁で6日に開かれたチェ被告とアン被告に対する公判で検察は昨年6月30日、イ・ソンハン前ミル財団事務総長がアン被告に送ったメールを公開した。

 イ前総長はメールで「去る16日、アン先生に会ったとき、命じられたように(チェ被告に)『(私が)事務総長職で財団事務部門へ移動し事業発掘に努力してほしい』と(アン被告が)提案したということを申し上げた」とし「その後、ボスが7月初めに会おうと連絡してくださった」と述べた。

 イ前総長は「メールでアン被告を『アン先生』と呼んだ理由は何なのか」という検察の質問に「アン先生という言葉は会議をするとき、何回も使われた言葉で、チェ被告が『アン先生』という表現を使っていて、私も使った」と陳述した。

 これまでチェ被告はアン被告について知らないという立場を一貫して維持していた。チェ被告は先月16日、憲法裁判所の大統領弾劾審判第5回弁論でもアン被告について「知らない」と主張し続けた。この日、イ・ソンハン前事務総長の陳述はこのようなチェ被告の主張を覆すことができる状況を提供するものである。

 イ前総長は「メールに出てくる“ボス”がチェ被告を意味するのか」という質問にも「そうだ」と答え、「主にチャ・ウンテク被告が使っていた用語」と説明した。

 彼は「アン被告がチェ被告を知っているのか知らないか、正直気になった」とし「会議に出てきた単語を主に使って、アン被告にメールを送っており、それについてはフィードバックはなかった」と述べた。

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