「ギャラクシーノート7爆発防止」韓国政府、バッテリー安全認証を強(提供:news1)
「ギャラクシーノート7爆発防止」韓国政府、バッテリー安全認証を強(提供:news1)
韓国政府がスマートフォンとバッテリーに対する措置を強化する。サムスン電子の「ギャラクシーノート7」爆発事故を契機にこのような事例が再発しないよう、製品の安全性を強化するという趣旨だ。

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 産業通商資源部の国家技術標準院は6日、サムスン電子の「ギャラクシーノート7」バッテリー発火事故調査結果と共に、これをもとにスマートフォンとバッテリー安全事故再発防止のため「安全管理改善対策」を発表した。

 今後、新技術を適用したリチウムイオンバッテリーに対して一時的に安全認証を受けさせ、リコール措置前でも消費者に使用中止措置を政府が勧告するようにするなど総合安全対策を施行するというものだ。

 対策によると政府は現在、新技術適用で安全性評価を行っているリチウムイオンバッテリーに対して今後5年間、安全認証を行う。工程不良の点検次元で、従来の安全“確認”から“認証”へレベルを強化するというものだ。

 これにより安全認証対象は、今後2年に一度ずつ政府から工場審査を受けなければならない。政府は今年10月、電気用品および生活用品安全管理法施行規定の改定で法的根拠を設ける予定だ。

 スマートフォンバッテリーの安全管理基準も高める。来る4月までに国際標準と同一の現基準で過充電、機械的な衝撃、振動など一部国が施行する試験項目を追加した改定案を作る方針だ。

 スマートフォンは、バッテリー温度制御などに関する内容を安全基準に追加する法案を検討する。現在、スマートフォン製造企業が関連技術を適用しているが、国際基準がなく安全基準に反映されていない状態だ。

 リコール制度にも手を加える。リコール基準となる重大欠陥の範囲を拡大し、消費者の安全を侵害する可能性があると判断される場合、リコール措置以前でも使用中止を勧告できる法的根拠を設ける計画だ。


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