会談前に会見するマティス長官と韓長官(写真共同取材団)=3日、ソウル(聯合ニュース)
会談前に会見するマティス長官と韓長官(写真共同取材団)=3日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国を訪問しているマティス米国防長官は3日、北朝鮮がミサイル発射や核開発、威嚇を続けていると指摘した上で、「われわれは韓国国民、米兵力の保護に向けた防衛措置を取る」との方針を示した。 韓民求(ハン・ミング)国防部長官との会談前に行った記者会見で述べた。米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備を非常に効果的な防衛措置の例として挙げた。 マティス氏は「われわれは朝鮮半島と域内の安定維持に向け、平和を愛する韓国国民と共に進む。同盟国を防衛するため拡大抑止の保障を維持する米国の意志は堅固だ」と述べた。 また、「米国や同盟国に対する攻撃は必ず撃退され、いかなる核兵器の使用についても効果的かつ圧倒的な対応を取る」と強調した。 韓氏は「今日の会談を通じ、変わりなく強固な韓米同盟を再確認すると同時に韓米国防当局間の緊密な協力関係が両国の包括的戦略同盟の発展を持続的にけん引する契機をもたらすと確信する」と述べた。 両氏は会談で、高度化を続ける北朝鮮の核・ミサイルの脅威に対応する連合防衛態勢の確立、北朝鮮対応での連携などについて協議したもようだ。 また、5~7月をめどに推進しているTHAAD韓国配備を計画通り進める方針を再確認し、詳細日程についても意見を交換したという。
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