会談前、握手を交わす韓氏(右)とマティス氏=3日、ソウル(聯合ニュース)
会談前、握手を交わす韓氏(右)とマティス氏=3日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国を訪問しているマティス米国防長官は3日午前、ソウル市内で韓民求(ハン・ミング)国防部長官と会談し、「(北朝鮮の)米国や同盟国への攻撃は必ず撃退する」として、「いかなる核兵器の使用に対しても効果的かつ圧倒的な対応を取る」と述べ、強い警告のメッセージを発した。 マティス氏の発言は先月31日に行った韓氏との電話会談で言及したものよりトーンを強めたとされる。当時、両氏は「有事の際には直ちに効果的かつ圧倒的に対応できる万全の態勢を維持していく」ことで一致していた。 マティス氏が北朝鮮への警告のレベルを強めたのは、核とミサイル能力が韓国や日本だけでなく、米本土を脅かす水準に到達したと認識しているためとみられる。北朝鮮の核とミサイルに対抗し、朝鮮半島に米軍の戦略兵器を常時配備することに前向きな姿勢を示す可能性が高い。 常備配備する戦略兵器には原子力潜水艦や戦略爆撃機B1B、ステルス戦闘機F22、弾道ミサイル迎撃機能を搭載したイージス駆逐艦などが挙げられている。
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