【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が3日に発表した1月末現在の外貨準備高は3740億4000万ドル(約42兆2067億円)で、前月末に比べ29億4000万ドル増加した。増加に転じたのは4カ月ぶり。 外貨準備高は昨年10月に前月比26億ドル減少し、11月には同31億8000万ドル減、12月には同8億8000万ドル減と3カ月連続減少した。 増加に転じたのはドル安により、ユーロや円などドル以外の資産のドル換算額が増加したことに加え、10億ドル規模の外国為替平衡基金債券(外平債)を発行したことや、外貨資産の運用収益が増えたことが影響した。 項目別では有価証券が3389億4000万ドルで前月比43億9000万ドル減った。預金は256億4000万ドルで72億7000万ドル増加。国際通貨基金(IMF)特別引き出し権(SDR)は29億2000万ドルで4000万ドル増えた。IMFリザーブポジションは17億ドルで5000万ドルで2000万ドル増えた。 金保有は2013年2月から変動がなく、47億9000万ドルとなっている。 韓国の外貨準備高は昨年12月末時点で世界8番目の規模だ。1位は中国の3兆105億ドルで、日本(1兆2169億ドル)、スイス(6750億ドル)、サウジアラビア(5363億ドル)、台湾(4342億ドル)、香港(3862億ドル)、ロシア(3777億ドル)と続いた。
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