スマートフォン「ギャラクシーノート7」。発火問題により昨年10月に生産・販売が打ち切られた=(聯合ニュース)
スマートフォン「ギャラクシーノート7」。発火問題により昨年10月に生産・販売が打ち切られた=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子のスマートフォン(スマホ)「ギャラクシーノート7」の発火問題を機に、スマホ用バッテリーの安全基準が大幅に強化される見通しだ。 業界によると、産業通商資源部の国家技術標準院は今週中にギャラクシーノート7の発火原因と再発防止に向けたバッテリーの安全基準改善案を発表する。 同院は韓国産業技術試験院に調査を依頼し、サムスン電子とは別途にギャラクシーノート7の発火原因を調べた。 調査は約3カ月にわたり行われ、韓国で発火が報告されたギャラクシーノート7を対象に原因を究明。20日に最終報告書が国家技術標準院に提出された。 政府の調査結果は、サムスン電子が23日に発表した発火原因と大きく変わらないとみられる。サムスン電子はバッテリーの欠陥により発火事故が起きたと明らかにした。 政府の発表はバッテリーの安全対策に重きが置かれる見込みだ。 同部の周亨煥(チュ・ヒョンファン)長官は昨年の国政監査で「バッテリーの安全基準を高める」との方針を明らかにした。 また、サムスン電子の調査結果発表直後に報道陣に対し「事故原因とともに再発防止対策をまとめ、遅くても2月初めには発表する」との立場を改めて示した。
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