朴大統領に対する特別検察の聴取　いつ、どこで？

【ソウル聯合ニュース】韓国政府から独立して朴槿恵（パク・クネ）大統領が絡む疑惑と親友の崔順実（チェ・スンシル）被告の国政介入事件を調べている特別検察官の捜査チームが、朴大統領の対面聴取を目標とする「２月初め」に実施できるかどうかが注目されている。　朴大統領側は対面聴取を受け入れる姿勢を示しているが、聴取の具体的な日時や場所をめぐっては双方で駆け引きが続いている。　捜査チームは日時について、捜査期間が延長されない可能性などを踏まえ、「遅くとも２月初めまでに」と繰り返しているが、これに対し朴大統領側は公の場で特に言及していない。朴大統領としては聴取を遅らせるほど有利だが、世論などを考慮すると遅くとも２月中旬までに聴取が行われるとの見方が強い。　場所をめぐっては、大統領に対する礼遇や警護上の問題から、ソウルのビルに入る特別検察官の事務所は難しそうだ。朴大統領は青瓦台（大統領府）内での聴取を望むと見る向きが多いが、捜査チームはそのどちらでもない第三の場所を模索しているという。