昨年12月13日の会合に出席した(左から)ユン氏、金氏、金杉氏=(聯合ニュース)
昨年12月13日の会合に出席した(左から)ユン氏、金氏、金杉氏=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国と米国、日本が来月初めにも米ワシントンで北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の首席代表会合を開く方向で調整を進めていることが25日、分かった。米トランプ政権発足後、初めての会合となる。 韓国の外交消息筋によると、3カ国はトランプ政権発足を受け、北朝鮮の核とミサイル問題をめぐる緊密な連携体制を点検するため、「2月のできるだけ早い時期」に会合を行う方針だ。 会合には韓国外交部の金ホン均(キム・ホンギュン)朝鮮半島平和交渉本部長、米国務省のジョセフ・ユン北朝鮮担当特別代表、日本外務省の金杉憲治アジア大洋州局長が出席する。 3カ国は昨年12月13日、ソウルでオバマ政権では最後となる会合を開いている。 今回の会合では従来の対北朝鮮制裁・圧力基調の維持・強化について議論する見通しだ。北朝鮮を非核化に向けた対話の枠組みに導き出すことについても議論するか注目が集まる。 トランプ政権の朝鮮半島担当者や対北朝鮮政策の詳細は明らかになっていないが、新政権の対北朝鮮政策の基本方針を確認する場になる可能性もある。 会合に合わせ、韓米、韓日の2国間協議も行われるとみられる。韓日協議では釜山の日本総領事館前に旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像が設置された問題で両国関係が冷え込んでいる中、北朝鮮問題では連携を維持する必要があることを確認するとみられる。
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