鄭俊熙報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
鄭俊熙報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の鄭俊熙(チョン・ジュンヒ)報道官は20日の記者会見で、北朝鮮が米国のトランプ新政権発足(日本時間21日未明)に合わせて大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を強行する可能性が指摘されていることについて、「(発射が迫っていることを示す)特異動向は捉えられていない」と述べた。ただ、北朝鮮は最高指導者が決心さえすればいつでもICBMを発射できる準備を整えているとも伝えた。 北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は同日付の論評で「米国の核戦争の脅威に対抗して大陸間弾道ロケット(ミサイル)の発射実験を進めるのは正々堂々とした自衛的措置」と主張した。また、ICBMは「最高首脳部が決心した任意の時刻に任意の場所から発射されるだろう」と威嚇した。 韓米の情報当局は最近、北朝鮮が全長12メートル程度の新型ミサイル2基を製造したことをつかみ、これをICBMと判断した。
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