ハナ銀行、“破格の人事”退職者4人を再採用＝韓国

KEBハナ銀行が業界で初めて退職支店長を再採用する破格の人事をおこなった。成果が優秀な40代の若い支店長も大挙登場し、世代交代を成し遂げた。

　19日、KEBハナ銀行は1199人の職員移動人事を一気に終える「2017上半期人事」を実施した。

　今回の人事のキーワードは昨年末組織改編でほのめかしていた「成果主義強化」だった。成果の優秀な退職支店長4人を支店長として再採用する破格的な人事を試みた。彼らにとっては既存の現職支店長に適用する約15%の出来高給の比率を50%以上拡大する出来高給制度を実施する。

　ハナ銀行は「今後、再採用比率を持続的に増やしていく方針」とし「再採用された退職支店長のうち、成果優秀者は役員としても昇進させる予定」と伝えた。