特別検察官は朴大統領の聴取を来月初めに行いたい考えだ=(聯合ニュースTV)
特別検察官は朴大統領の聴取を来月初めに行いたい考えだ=(聯合ニュースTV)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府から独立して朴槿恵(パク・クネ)大統領が絡む疑惑と親友の崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件を捜査している特別検察官チームは19日、サムスングループの実質トップである李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長に対する逮捕状請求の棄却とは関係なく、朴大統領に対する来月初めの対面聴取を推進する姿勢を示した。 特別検察官チームの李圭哲(イ・ギュチョル)報道官はこの日午後の会見で、朴大統領の聴取について「特に変動事項はない。(従来の計画通り)2月初めには必ず行う必要がある」と述べた。ただ、「2月初め」というのは捜査チーム内部の計画であり、正確な聴取の時期は状況を踏まえて決定すると伝えた。 特別検察官チームは朴大統領に対し▼崔被告が実質支配した文化・スポーツ関連の2財団への大企業の資金提供などをめぐる収賄▼朴政権に批判的な文化・芸術界関係者をリストアップした「ブラックリスト」作成疑惑に関する職権乱用▼大統領の主治医や諮問医でない医師から診療を受けた医療法違反――の大きく3点について捜査を進めている。 16日には崔被告側への贈賄や横領、国会での偽証の容疑で李在鎔副会長に対する逮捕状を請求したが、裁判所は19日未明に棄却した。
Copyright 2017(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0