弁論に出席するため憲法裁判所を訪れたチョン・ホソン被告=19日、ソウル(聯合ニュース)
弁論に出席するため憲法裁判所を訪れたチョン・ホソン被告=19日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾訴追を審理する憲法裁判所が19日に開いた7回目の弁論で、朴大統領の最側近の一人だった元青瓦台(大統領府)付属秘書官のチョン・ホソン被告が朴大統領が他人名義の携帯電話を使用していたと証言した。 チョン被告は、朴大統領が業務用や他人名義の携帯電話を自身で携帯していたのか、同行の秘書に持たせていたのかを問われると「よく知らない。行事や業務の時は(電源を)切っているケースが多かった」と答えた。 チョン被告は、朴大統領の親友、崔順実(チェ・スンシル)被告に政府の機密文書などを渡した公務上秘密漏えい罪に問われている。 チョン被告は、朴政権発足直前の2013年1月から14年12月にかけ、1日2~3回の頻度で崔被告と電話や文字メッセージで連絡を取り合っていたことを認めた。また、盗聴の恐れがあるため崔被告との連絡は所有する他人名義の携帯電話で行っていたと述べた。
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