ソウル中央地裁は19日、背任収賄の容疑で起訴されたシン理事長に懲役3年を宣告した。シン会長は14億4733万ウォン(約1億4100万円)の追徴金も言い渡された。
検察は先立って結審公判で「百貨店・免税店で地位を利用し、企業から入店の見返りとして30億ウォン以上を受け取り、会社の金を40億ウォン以上横領した」とし、懲役5年と追徴金32億3200万ウォンを求刑していた。
これにシン理事長側の弁護人は、最終弁論で容疑を全て否認し無罪を主張した。また約30億ウォン全額をロッテショッピングなどに供託した点、不正な業務処理を行っていない点も強調した。
シン理事長への今回の宣告は検察から起訴されたロッテオーナー一家の中で初めてだ。現在検察は、シン理事長の他にも重光昭夫(韓国名:シン・ドンビン)ロッテグループ会長とロッテグループ創業者の重光武雄(韓国名:シン・ギョクホ)氏、重光宏之(韓国名:シン・ドンジュ)前ロッテホールディングス副会長、武雄氏と事実婚関係であるソ・ミギョン氏らを横領および背任容疑で在宅起訴した。
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