5月までには配備が完了するとみられる=(聯合ニュース)
5月までには配備が完了するとみられる=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の配備先となる韓国南部・慶尚北道星州郡のゴルフ場「ロッテスカイヒル星州カントリークラブ」の土地鑑定結果が早ければ17日に公開される。 韓国国防部の関係者は16日、ゴルフ場と交換する土地の鑑定評価の結果も出ており、近く発表する計画だと伝えた。THAADの在韓米軍配備に反対する中国の「報復」とみられる措置が続いているが、韓国側は北朝鮮の核・ミサイルに対する防衛を担うTHAAD配備は予定通り進めるとしている。 ロッテ側と国防部はゴルフ場とソウル近郊の国有地を交換するため、双方の鑑定評価を実施してきた。評価作業を踏まえ、土地交換契約を締結する予定。 国防部関係者は「今月中には土地を交換する契約を締結し、THAADの配備先を確保できるだろう」と話した。 国防部が確保した土地には米テキサス州で運用中のTHAAD発射装置のうち1基が移される。同部は5月までには配備を完了する方針だ。
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