韓国南部麗水の観光名所・水産市場で火災　５８店が全焼

【麗水聯合ニュース】１５日午前２時２９分ごろ、韓国南部の全羅南道麗水市の麗水水産市場で火災が発生した。消防当局が出動し、４時２４分ごろ完全に消し止めた。同水産市場は５０年の伝統を持ち、市の観光名所にもなっているが、１階にある１２５店は５８店が全焼、２３店が一部焼失するなど１１６店が被害に遭った。人命被害はなかった。　警察と消防当局は放火の可能性は低く、漏電による出火とみて原因を調べているとされる。また、現時点で財産被害を５億２０００万ウォン（約５１００万円）と推定した。　一方、店主や消防当局によると、出火当時、火災警報器は鳴らなかったようだ。昨年１１月の南東部・大邱の西門市場の火災を受け、消防署と麗水市が１２月５日に麗水水産市場の安全点検を実施した際は、消防施設の正常な作動が確認されていた。