旅行客で混み合う仁川国際空港=(聯合ニュース)
旅行客で混み合う仁川国際空港=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】旧正月(今年は1月28日)の連休を利用し近距離の海外都市へ出掛ける韓国人旅行客が増加する見通しだ。 今年は連休期間(1月27~30日)が短いため日本、中国、東南アジアなど近距離の旅行先が好まれているためとみられる。 韓国旅行最大手のハナツアーは、26日から28日の間に出発する同社のパッケージツアーの利用者のうち近距離旅行に出掛ける人が90%近くに上るとの見通しを示した。 暖かい東南アジアへの旅行や日本への温泉旅行を計画している人が増えているのに加え、旧正月や秋夕(中秋節)の連休には家族旅行が多くなるためグアム、サイパンなど南太平洋地域への旅行者も増えているという。 同社関係者は「旧正月連休まで2週間残っているため予約が入り続けている。連休期間が5日だった昨年の旧正月とほぼ同じ水準を記録すると予想される」と話した。 旅行大手のモドゥツアーも旧正月連休の近距離海外旅行が人気を集めると予想した。 同社の12日現在の海外旅行予約率と、昨年の旧正月連休2週間前の予約率を比べると、東南アジアと台湾はそれぞれ40%増、グアムは50%増となった。 インターネット旅行大手インターパークツアーでも、日本行きや東南アジア行きの航空券の予約率が高い。12日現在、同社が販売した国際線航空券を目的地別にみると、大阪がトップを占め、次いで福岡、バンコク、台北、東京の順だった。
Copyright 2017(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0