帰国の途に就く前、米ニューヨークのケネディ国際空港で記者団の質問に答える潘氏=11日、ニューヨーク(聯合ニュース)
帰国の途に就く前、米ニューヨークのケネディ国際空港で記者団の質問に答える潘氏=11日、ニューヨーク(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の保守系与党セヌリ党と同党で朴槿恵(パク・クネ)大統領と距離を置く非主流派の「非朴派」だった国会議員でつくる新党「正しい政党」が与党陣営の最も有力な次期大統領候補とされる潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長を迎え入れるため、水面下でセヌリとの争奪戦に突入した。潘氏は2期10年の任期を終えて12日午後、韓国に帰国する。 両党とも保守派の潘氏が新党を立ち上げるよりも、いずれかの党と手を組む可能性があるとみて、さまざまなルートから「ラブコール」を送っている。 ただ、公には露骨な言動を控え、大統領選候補としての資質を検証する姿勢を示している。 潘氏は各種世論調査で与党陣営の有力候補の中では最も高い支持率を得ている。
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