ソウル中央地裁で11日に開かれた第2回公判で検察はミル財団関連の拠出金圧力行使の証拠として前理事の陳述書を公開した。
この陳述書によるとイ前理事は検察でチャ被告が「強い人」と紹介し、チェ被告を知ったと明らかにした。
昨年12月ごろ、チェ被告が運営するカフェでチャ被告とお茶をしていたところ、チェ被告がカフェに到着するとチャ氏があいさつをしながら、自分をチェ被告に紹介したというものだ。当時、イ前理事はこの人物が誰なのかを尋ねたが、チャ被告はチェ被告を指して「所長」と答えたという。
イ前理事は自身がミル財団で働くことになったのはチャ被告の勧めであり、チャ被告はミル財団と中国側のMOU締結のために自分を中国へ送ったりもしたと陳述した。
イ前理事は実務者よりも先に財団設立に関して知っており、チャ被告と会って自然と財団関連の業務を話して助言も受けたという。
彼はチャ被告が目に見えないように財団の人事や運営にも介入したようだとした。チャ被告が6~7回、青瓦台会議にも出席したと説明したりもした。
検察は「チェ被告はチャ被告を通じてミル財団の役員や理事を選任し、財団を掌握した事実が確認される」と説明した。
Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0