憲法裁判所の朴漢徹所長(右)=(聯合ニュース)
憲法裁判所の朴漢徹所長(右)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領の罷免の可否を判断する憲法裁判所が10日午前、第3回弁論を開いた。朴漢徹(パク・ハンチョル)憲法裁所長は朴大統領側と国会側の双方に、「弁論を準備する時間が十分でなかったことは理解するが、今後は時間不足を理由に立証が遅れることがないよう、双方代理人は格別に留意してほしい」と要請した。 また、「これまで3回の弁論準備手続きと2回の弁論で、双方の代理人に疑問点への説明を求め、個別、具体的な証拠の説明と意見提示を何度も促してきたが、一部を除いてはまだ応じていない」と指摘した。 これは特に大統領側の対応の遅れに関し注意を促し、また双方に迅速かつ効率的な審理の進行に向け協力を呼びかける発言といえる。 朴大統領側は先月22日に憲法裁から、2014年4月の旅客船セウォル号沈没事故当日の朴大統領の行動に関する説明を求められたが、この日午前になって関連資料を憲法裁に提出した。
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