新薬・医療機器に1850億ウォン（約180億円）投資…“バイオ経済”育成＝韓国政府

韓国・未来創造科学部が今年、新薬と新概念医療機器に昨年より2倍に増えた合計1850億ウォン（約180億円）を投入、バイオとICTを融合したバイオ経済育成に本格的に乗り出す。クラウド活性化のため、教育・金融・医療分野にモデル事業を来る5月に実施し、犯罪予測、交通事故予報など国民生活と直結した主プロジェクトを通じてビッグデータ市場も拡大する。既存の主力事業を補完する“未来食物”確保のための戦略だ。

　バイオ分野は世界的にICTと融合して新産業を創り出す“ブルーオーシャン”として注目されている。未来部は誘電体基盤オーダーメード型医療、医療ビッグデータである次世代医療情報システムの構築、病気早期診断・治療のためのナノ、バイオが融合した基礎固有技術の確保も支援する。