趙太庸氏=(聯合ニュース)
趙太庸氏=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)は4日、趙太庸(チョ・テヨン)国家安保室第1次長が5日から3日間、韓米高官級戦略協議に出席するため訪米すると発表した。 趙氏は米国のブリンケン国務副長官と、北朝鮮の核・ミサイル動向について意見を交わす予定。ほかに昨年11月に採択された国連安全保障理事会の新たな北朝鮮制裁決議の履行状況を評価し、今後の対策について話し合うとみられる。 特に、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が1日の新年演説で、「大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験の準備事業が最終段階に入った」とし、核・ミサイル能力の高度化に対する意思を示しただけに、韓米両国が高官レベルで北朝鮮に対する圧力・制裁政策の継続を再確認し、具体的な追加措置を模索することが予想される。 韓米高官級戦略協議は2015年10月の両国首脳会談での合意を受けて新設されたもので、昨年2月の初開催から定期的(年4回)に開催されている。 韓米はトランプ政権発足後も高官級戦略協議を続け、北朝鮮の核問題などを話し合うとみられる。
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