仁川空港の国際貨物取扱量　昨年は過去最高の２７１万トン

【世宗聯合ニュース】韓国の仁川国際空港の国際貨物取扱量が過去最高を更新した。　国土交通部は３日、仁川空港の２０１６年の国際貨物取扱量が前年比４．６%増の２７１万４０００トンだったと発表した。これまでの最高だった２０１０年の２６８万４０００トンを上回った。　２０１０年から５年連続で減少した積み替え貨物の取扱量も、前年比３．８%増の１０７万３０００トンを記録した。　仁川空港が昨年取り扱った貨物は、韓国全体の航空輸出入貨物の９９．４%、貿易額の２７．６%を占める。　韓国の国際航空貨物取扱量は、世界的な景気低迷による生産・貿易の停滞、国内製造メーカーの工場の海外移転などで近年は伸び悩んでいた。　昨年は主要国の製造業の回復、欧米向け電子機器・部品の輸出増加、アジア地域の消費財の需要拡大などが取扱量を押し上げた。