【ソウル聯合ニュース】韓国の航空会社が中国で申請していた韓国行きチャーター便の運航を中国当局が不許可としたことについて、外交部当局者は30日、「関係官庁(国土交通部)や在中韓国大使館を通じて状況を認識しており、より具体的な内容について確認中だ」とした上で、「関係官庁との緊密な協力を通じ、動向を鋭意注視して対応する予定だ」と明らかにした。  北京の旅行業界関係者によると、アシアナ航空、格安航空会社(LCC)のジンエアーとチェジュ航空の3社が申請していた8路線の韓国行きチャーター便が不許可となった。 中国は、米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の在韓米軍配備に反対し、韓国のドラマや映画、番組など韓流コンテンツを締め出す「禁韓令」を出し、中国での韓国芸能人の活動を制限している。 チャーター便の運航許可を出さなかったのも、「禁韓令」に続く措置で、中国人観光客の訪韓を制限しようとしているのではないかとの見方も出ている。
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