国立墓地のソウル顕忠院を参拝する朴所長(中央)と憲法裁判官ら=30日、ソウル(聯合ニュース)
国立墓地のソウル顕忠院を参拝する朴所長(中央)と憲法裁判官ら=30日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の憲法裁判所の朴漢徹(パク・ハンチョル)所長は30日、新年のあいさつを発表し、朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾審理を公正かつ迅速に行う方針を明らかにした。朴所長は来年1月31日に任期が終わる。 朴所長は「弾劾審理が憲政秩序に持つ重大な意味をよく理解しており、重い責任感を感じている」として、「憲法と国民が納得できる透明な法手続きにより、徹底的に審査して公正かつ迅速に結論を出す」と述べた。 また、「われわれが行ったいろいろな議論と経験は今後、社会的な対立を調整して国民統合を実現し、自由民主主義と法治主義を一層強固に定着させる大切な土台になると思う」と述べ、大統領の弾劾審理が国民統合や法治主義発展の契機になることに期待を寄せた。
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