会見する鄭報道官=(聯合ニュース)
会見する鄭報道官=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の鄭俊熙(チョン・ジュンヒ)報道官は30日の定例会見で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が来年1月1日に発表するとみられる「新年の辞」について、「対南(韓国)と対外(国際社会)部門の場合、(大義)名分をつくるための宣伝用となる可能性が高い」と述べた。 金委員長は毎年元日に施政方針に当たる「新年の辞」を発表している。 鄭報道官は、金委員長が2009年には非核化に触れ、2016年には核開発と経済発展を並行する「並進路線」に言及しなかったが、実際の行動はその正反対だったと指摘。「宣伝の側面があるため、(新年の辞に)過度な意味を付与することはしないほうがいいと判断している」と強調した。 また、全体の90%は内部に関するもので、体制を引き締める意味合いがあると説明した。
Copyright 2016(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0