14日、江陵アイスアリーナで調整を行う選手たち=(聯合ニュース)
14日、江陵アイスアリーナで調整を行う選手たち=(聯合ニュース)
【春川聯合ニュース】2018年に韓国で開催される平昌冬季五輪の開催地である江原道が外国人観光客の誘致に乗り出している。 冬季五輪のフィギュアスケートとスピードスケートのショートトラックの会場となる江陵アイスアリーナで16~18日、ショートトラックのワールドカップ(W杯)第4戦を兼ねたテスト大会が開催されることを受け、江原道は東南アジア6カ国のメディアや旅行業界の関係者約90人を招いた。関係者らは競技を観戦するほか、江原道の観光地の取材や視察を行う。 江原道は大会を観戦する外国人観光客のためにソウルと江陵を結ぶシャトルバスも運行する。 これに先立ち、日本旅行業協会(JATA)に所属する旅行会社関係者56人は14日、同アイスアリーナの開館式に出席した。五輪関連の観光商品開発のための説明会にも参加した。  江原道は今月12日からソウルで外国人観光客の誘致と2018年平昌冬季五輪のPRを兼ねた「ウェルカムキャンペーン」を開始しており、24日まで東大門でPRブースを運営する。 バーチャル・リアリティー(VR)を利用した冬季五輪体験ブースや冬季五輪の公式キャラクターと写真が撮れるフォトゾーンなどが設けられている。 PRブースを訪れた外国人には道内の観光地や宿泊施設の割引券が配られる。24日のクリスマスイブには、ブースに設置された「願い事の木」にメッセージを残した外国人を対象に抽選会が行われ、当選者には航空券がプレゼントされる。 江原道はこれまでに、12団体・2267人の外国人観光客を誘致した。
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