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韓国与党院内代表に親朴槿恵派 非朴派の集団離党に現実味
【ソウル聯合ニュース】韓国与党セヌリ党は16日、国会運営を取り仕切る院内代表に、朴槿恵(パク・クネ)大統領に近い親朴派の鄭宇沢(チョン・ウテク)議員(63)を選出した。院内代表を支える政策委員会議長には李賢在(イ・ヒョンジェ)議員が選ばれた。 鄭氏と李氏のペアは議員総会で行われた投票で62票を獲得し、朴大統領と距離を置く非朴派のペア(55票)を退けた。 朴大統領に対する弾劾訴追案が9日に国会で可決されて以降、党内の対立が悪化の一途をたどるなか、親朴派が院内代表のポストを得たことで非朴派の集団離党は避けられないとの見方が出ている。 親朴派が掌握している党執行部が21日に総辞任した後、鄭氏が党代表の権限代行を務め、非常対策委員会の構成を主導するとみられ、派閥間のあつれきは一段と深まる見通しだ。 鄭氏は当選を受け「自ら許しを請い、党が分裂せず和合と革新の姿を見せれば、保守政権の再創出という目標を達成できる」と強調。また「離れ離れになることなく一緒に進もう」と、党の和合を訴えた。