10日に開催された集会で花火を打ち上げ、朴大統領の弾劾案可決を喜ぶ市民ら=(聯合ニュース)
10日に開催された集会で花火を打ち上げ、朴大統領の弾劾案可決を喜ぶ市民ら=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友、崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件を受け、ソウル都心での大規模集会を主催してきた「朴槿恵政権退陣非常国民行動(退陣行動)」は15日、会見を開き、今週末の17日も光化門広場で集会を行って朴大統領と黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行首相の退陣を求める方針を明らかにした。集会では憲法裁判所に対し、迅速な弾劾手続きも訴えるという。 8週連続となる今回の集会でも青瓦台(大統領府)の100メートル手前まで行進するほか、憲法裁や首相公邸付近への行進も行う計画だ。 集会は午後5時から約1時間半行う。今回は集会前には行進を行わない方針だ。退陣行動は「寒くなったほか、集会と行進が長くなると参加者が疲れるため、集会後の午後8時半ごろまでに行進を終える」と説明した。 前回の10日の集会には主催者発表で80万人、警察推計で12万人が参加した。6回目の集会の際は主催者発表で過去最多の170万人、警察推計で32万人が終結した。 一方、「朴槿恵を愛する会」など朴大統領の弾劾に反対する保守団体も17日午前から憲法裁近くの安国駅などで集会と行進を実施する予定だ。 双方の主張は真っ向から対立しており、衝突する恐れがある。ただ、これまで衝突は起きていない。
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