裁判所での審理(資料写真)=(聯合ニュース)
裁判所での審理(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】朴槿恵(パク・クネ)韓国大統領の弾劾の可否を判断する憲法裁判所が12日午前に全体裁判官会議を開き、今後の審判手順と期日の指定、進行方法などを話し合う。 憲法裁判所は訴追委員の権性東(クォン・ソンドン)国会法制司法委員長から弾劾訴追議決書を受け付けた9日夜に緊急裁判官会議を開き事件を検討したが、12日の全体裁判官会議から本格的な審理に入るといえる。憲法研究官が参加する作業チームの構成も決まるとみられる。 朴漢徹(パク・ハンチョル)憲法裁判所長と審理の中心となる姜日源(カン・イルウォン)主審裁判官は週末も登庁し、この日の裁判官会議を円滑に進行するために話し合ったとされる。憲法裁判所によると、会議では審判準備期日や証拠調査の手続きなどを決める見通しだ。 憲法裁判所は同会議が終わり次第、主要決定事案として一般公開する予定だ。ただ、書面検討や評議の日程は憲法裁判所法に基づき非公開とされる。 憲法裁判所は2~3週間ほどの審判準備手続きを経て、その後は約2週間ごとに公開弁論を開く見通しだ。朴大統領に弁論への出頭要求書を送ると予想される。朴大統領がこれに応じるかが関心を集める。
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