【ソウル聯合ニュース】在日韓国人本国投資協会が9日、母国留学する在日韓国人を対象に2017年度の奨学生を募集すると発表した。 同協会は在日韓国人の母国投資の奨励と投資企業間の交流を目的に設立され、2009年から奨学事業を行っている。 奨学生の選抜対象は、韓国の4年制以上の大学に留学中か入学を予定する韓国国籍の在日韓国人またはその子供。学業成績が優秀な低所得層の学生とする。経済状況と成績の検討、面接を経て選抜されると、1年間の授業料の半分程度に当たる奨学金を受け取ることができる。 協会は奨学事業について、「ルーツを探し母国を知ろうとする学生たちを積極的に支援し、韓日間の懸け橋となる人材に成長するよう手助けする」と説明した。奨学生同士がネットワークをつくり母国留学の経験とノウハウを共有できるようサポートしている。 奨学金は協会の会員企業の寄付などで賄われている。これまで67人に2億8800万ウォン(約2700万円)を支給してきた。
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