朝鮮労働党機関紙、労働新聞が掲載した金委員長と夫人の飛行大会視察の様子=4日、ソウル(労働新聞=聯合ニュース)
朝鮮労働党機関紙、労働新聞が掲載した金委員長と夫人の飛行大会視察の様子=4日、ソウル(労働新聞=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長がこの1カ月間、9回にわたり軍事関連の視察を行い、韓国への脅威を高めている。 北朝鮮の朝鮮中央通信は4日、具体的な日付は明かさず、金委員長が朝鮮人民軍の航空・反航空軍(空軍)の戦闘飛行術競技大会を視察したと報じた。 金委員長の軍部隊や軍事活動の視察に関する報道は先月4日以降、9回目となる。 金委員長は視察後、「戦闘飛行士は最後の攻撃命令が出されれば侵略の本拠地を焦土化し、南進する人民軍部隊に進撃の通路を開けなければならない」と韓国を威嚇する発言をした。 視察には夫人の李雪主(リ・ソルジュ)氏も同行した。李氏が公の場に姿を現したのは3月28日以来。 同競技大会は金委員長の指示で2014年に初開催され、今回で3回目を迎えた。金委員長は空軍や飛行機に興味を示している。14年と昨年は専用機で現場を訪れた。
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