会議の様子、中央が産業通商資源部の禹泰熙(ウ・テヒ)第2次官=2日、ソウル(聯合ニュース)
会議の様子、中央が産業通商資源部の禹泰熙(ウ・テヒ)第2次官=2日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部は2日、関係部署と合同で中国が進めている貿易規制強化の動きについての点検会議を開き、自国企業が不当な被害を受けないよう、政府レベルで積極的に対応していくことを決めた。 このほど中国は韓国製のポリアセタール(POM)樹脂に対するダンピング(不当廉売)調査を開始したことに加え、中国に進出したロッテ系列会社のすべての事業所に対して税務調査を行うなど、規制を強める動きを見せている。 会議を主宰した同部の禹泰熙(ウ・テヒ)第2次官は、在外公館などを通じて監視体制を強化し、中国側の措置に体系的かつ落ち着いて対応していくとした上で、「韓国企業が不当な被害を受けないよう、国際的な規則に反する措置に対しては韓中自由貿易協定(FTA)や世界貿易機関(WTO)などの規則にしたがい、積極的に対応していく」と強調した。 政府は中国との通商関係を点検するためのタスクフォース(特別チーム)を構成し、定例会議を開催することを決めた。 会議では化粧品の通関、食品の検疫などに関する問題や観光・文化・コンテンツ分野における懸案についても点検した。
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