韓国のオンラインニュース(イメージ)=(聯合ニュース)
韓国のオンラインニュース(イメージ)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】英オックスフォード大のロイタージャーナリズム研究所が30日までに公表したアジア各国・地域のニュース消費研究報告書によると、アジア諸国のうち韓国のオンラインニュース利用が最も活発だった。 報告書によると、ニュースに接するプラットフォームとして「オンライン」を挙げた人は韓国が全体の55%で最も多かった。台湾は51%、シンガポールは50%、香港は48%、日本は40%だった。 新聞などの印刷媒体を利用するとした回答者は韓国は5%にすぎなかった。台湾(44%)やシンガポール(22%)、マレーシア(20%)、日本(15%)、香港(11%)などを大きく下回っている。 韓国の読者がオンラインニュースに接する際、主に利用する機器はスマートフォンが48%、デスクトップPCが43%だった。 ニュースの入り口として、検索エンジンやポータルサイトを利用する回答者は韓国が60%となり、香港(51%)やマレーシア(48%)、シンガポール(46%)などを上回った。 韓国は高いオンラインニュース依存度に比べ、コメントの書き込みや記事のシェアなど、読者の参加は低いことが明らかになった。韓国の回答者の15%のみがオンラインニュースにコメントを書き込んだことがあるとし、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などにシェアしたことがあると回答した人も17%にとどまった。 ロイタージャーナリズム研究所は「韓国はデジタルメディア市場が極めて発達している」として、「ニュースを見る際、ポータルサイトへの依存度が高い一方、ニュースメディアブランド自体はオンラインで大きな影響力を発揮していない」と分析した。
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