朴大統領支持率　２週連続で１桁＝保守層結集の動きも

【ソウル聯合ニュース】韓国世論調査会社のリアルメーターが２８日発表した調査結果によると、朴槿恵（パク・クネ）大統領の支持率は前週と同じ９．７%で、２週連続で１桁となった。不支持率は０．３ポイント上昇した８６．４%となり、過去最高を更新した。　地域別の支持率は与党地盤の釜山・慶尚南道・蔚山で１．５ポイント上がった１２．０%、ソウルで１．２ポイント上昇した１０．７%となったが、野党地盤の全羅道では３．３ポイント下落の４．６%、朴大統領の地元の大邱・慶尚北道では２．７ポイント下落の１５．８%、中部の忠清道では１．９ポイント下落の７．７%となった。　ただ、与党セヌリ党の支持層（５．４ポイント上昇の４１．７%）と中道保守層（２．５ポイント上昇の１０．８%）では支持率が上がり、リアルメーターは「保守層の結集により上昇した」と分析した。　政党支持率は最大野党「共に民主党」が２．５ポイント上昇の３３．０%となり、党名変更後最高を更新した。第２野党「国民の党」は０．７ポイント上がった１７．２%となり、２週連続で上昇し２位となった。セヌリ党は２．８ポイント低下した１６．２%となり、８週連続で下落、初めて３位に落ち込んだ。　次期大統領選の有力候補の支持率は共に民主党の前代表、文在寅（ムン・ジェイン）氏が０．６ポイント上がった２１．０%となり、４週連続で１位を維持した。国連事務総長の潘基文（パン・ギムン）氏は０．４ポイント下がった１７．７%だった。城南市長の?在明（イ・ジェミョン）氏は１．０ポイント上がった１１．９%となり、国民の党の前代表、安哲秀（アン・チョルス）氏を上回って初めて３位に浮上した。