三池淵郡を訪れた金委員長(左から2人目)=(北朝鮮・労働新聞=聯合ニュース)
三池淵郡を訪れた金委員長(左から2人目)=(北朝鮮・労働新聞=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は28日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が両江道三池淵郡内の事業を視察し、同郡に新たに設置された故金正日(キム・ジョンイル)総書記の像を参拝したと報じた。北朝鮮は中朝国境地帯にある白頭山のふもとの三池淵を金総書記の出生地としている。 金委員長は「わが将軍様(金総書記)が生涯高く掲げた革命の赤い旗を絶対に手放してはならず、将軍様の念願通り、この地に富強繁栄する人民の楽園、社会主義の大国を必ずや打ち立てよう」と述べたという。 北朝鮮は金委員長の指示で、公共の建物の改装や工場の新設など三池淵の開発に力を入れてきた。9月には金総書記の銅像建立が報じられた。 金委員長はこの日、改装された文化会館や学生少年宮殿、革命戦跡地踏査宿営所を訪れた。 来月17日に金総書記の死去5年を迎えるのを前に、3代にわたる「白頭血統」のアピールに向け追悼ムードを盛り上げる意図とみられる。
Copyright 2016(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0