19日、光化門広場で開かれた集会=(聯合ニュース)
19日、光化門広場で開かれた集会=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の親友、崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件を受け、朴大統領の退陣を求めて26日にソウル都心で開かれる4回目の大規模集会をめぐり、ソウル行政裁判所は25日、青瓦台(大統領府)から200メートル離れている淸雲孝子洞住民センターまでの行進を認める判決を言い渡した。ただ、集会の時間は午後5時まで、行進は午後5時半までに制限した。 集会を主催する「朴槿恵政権退陣非常国民行動」はソウル鍾路警察署が青瓦台方面への行進を禁止したことに反発し、裁判所に執行停止申請を出していた。 集会と行進の時間制限は警察が禁止した場所のみで、禁止していない世宗大路交差点から光化門広場近くまでは午前0時まで行進が可能だ。 裁判所は「この数週間、同じ趣旨で開かれた大規模集会で市民らが見せた健康な市民意識と秩序ある集会文化を考えれば、事故は十分予防できるとの信頼を持てる」と説明した。ただ、「現段階では当該場所で夜間に行われる集会、行進は制限する必要性がある」と判断した。 主催側は当初、警察署に対し、午前0時まで集会や行進を行うと申請していた。 主催側は今回の集会に前回を上回る約150万人が集まり、全国的には約200万人が集会に参加すると見込んでいる。
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