初日の会議の様子=25日、済州(聯合ニュース)
初日の会議の様子=25日、済州(聯合ニュース)
【西帰浦聯合ニュース】韓国と日本の8自治体による「第25回韓日海峡沿岸市道県交流知事会議」が25日、韓国南部の済州島で開幕した。会議には韓国の釜山広域市、済州特別自治道、慶尚南道、全羅南道と、日本の福岡県、長崎県、佐賀県、山口県の市長や知事、関係者約100人が出席している。 初日はそれぞれが取り組む再生可能エネルギー関連事業を紹介したほか、地域の発展策を議論した。 済州道の元喜龍(ウォン・ヒリョン)知事は2030年までに済州島から二酸化炭素を発生させないようにするプロジェクトについて発表。「住民の快適な暮らしを保障し、気候変動のリスクに備えるものだ」として、電気自動車(EV)の普及促進や再生可能エネルギー事業について説明した。 出席者は26日、世界遺産の一部になっている巨大岩山「城山日出峰」で海女による公演を鑑賞するほか、再生可能エネルギー広報館や風力団地を視察する。 知事会議は1990年に盧泰愚(ノ・テウ)大統領(当時)が訪日した際に海部俊樹首相(当時)と開催に合意し、92年から毎年開かれている。 環境技術と水産分野の交流から始まり、広域観光協議会事業、情報ネットワーク共同構築事業、韓日海峡沿岸の海洋ゴミ一斉掃除、グローバルな人材育成事業など徐々に拡大している。 次回は山口県で開催される。
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